傷寒論 原文 その7

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少陰病篇

弁少陰病脈証并治

【訓読】
少陰病の脈証并びに治を弁ず

●第一節…第二百九十一章

第二百九十一章

少陰之為病、脈微細、但欲寐也、

【訓読】
少陰の病為る、脈微細にして、但寐(いね)んと欲するなり。

以下の四章(第二百九十二章、第二百九十三章、第二百九十四章、第二百九十五章)は、共に恐らくは本文に非ざらん。…『傷寒論講義』

第二百九十二章

少陰病、欲吐不吐、心煩、但欲寐、五六日、自利而渇者、属少陰也、虚故引水自救、若小便色白者、少陰病形悉具、小便白者、以下焦虚、有寒、不能制水、故令色白也、

第二百九十三章

病人、脈陰陽倶緊、反汗出者、亡陽也、此属少陰、法当咽痛而復吐利、

第二百九十四章

少陰病、欬而下利、譫語者、被火気劫故也、小便必難、以強責少陰汗也、

第二百九十四章

少陰病、脈細沈数、病為在裏、不可発汗、

以下の二章(第二百九十六章、第二百九十七章)は、恐らくは本文に非ざらん。…『傷寒論講義』

第二百九十六章

少陰病、脈微、不可発汗、亡陽故也、陽已虚、尺脈弱渋者、復不可下之、

第二百九十七章

少陰病、脈緊、至七八日、自下利、脈暴微、手足反温、脈緊反去者、為欲解也、雖煩、下利、必自愈、

以下の二章(第二百九十八章、第二百九十九章)は、恐らくは本文に非ざらん。…『傷寒論講義』

第二百九十八章

少陰病、下利、若利自止、悪寒而踡臥、手足温者、可治、

第二百九十九章

少陰病、悪寒而踡、時自煩、欲去衣被者、可治、

以下の二章(第三百章、第三百一章)は、恐らくは本文に非ざらん。…『傷寒論講義』

第三百章

少陰中風、脈陽微陰浮者、為欲愈、

第三百一章

少陰病、欲解時、従子至寅上、

以下の章(第三百二章)、後人の補入に疑あり。…『傷寒論講義』

第三百二章

少陰病、吐、利、手足不逆冷、反発熱者、不死、脈不至者、灸少陰七壮、

以下の二章(第三百三章、第三百四章)は、恐らくは本文に非ざらん。…『傷寒論講義』

第三百三章

少陰病、八九日、一身手足尽熱者、以熱在膀胱、必便血也、

第三百四章

少陰病、但厥、無汗、而強発之、必動其血、未知従何道出、或従口鼻、或従目出者、是名下厥上竭、為難治、

以下の第三百五章、第三百六章、第三百七章、第三百八章、第三百九章、第三百十章の六章は、共に本文に非るやの疑有り。…『傷寒論講義』

第三百五章

少陰病、悪寒、身踡而利、手足逆冷者、不治、

第三百六章

少陰病、吐、利、躁煩、四逆者、死、

第三百七章

少陰病、下利止而頭眩、時時自冒者、死、

第三百八章

少陰病、四逆、悪寒而身踡、脈不至、不煩而躁者、死、

第三百九章

少陰病、六七日、息高者、死、

第三百十章

少陰病、脈微細沈、但欲臥、汗出不煩、自欲吐、至五六日、自利、復煩躁不得臥寐者、死、

●第二節…第三百十一章、第三百十二章

第三百十一章

少陰病、始得之、反発熱、脈沈者、麻黄細辛附子湯主之、

【訓読】
少陰病、始めて之を得(う)、反って発熱し、脈沈なる者は、麻黄細辛附子湯之を主る。

麻黄細辛附子湯方
麻黄二両 細辛二両 附子一枚
右三味,以水一斗、先煮麻黄、減二升、去上沫、内諸薬、煮取三升、去滓、温服一升、日三服、

【訓読】
  麻黄細辛附子湯の方
麻黄二両 細辛二両 附子一枚
右三味、水一斗を以て、先づ麻黄を煮て、二升を減じ、上沫を去り、諸薬を内れ、煮て三升を取り、滓を去り。一升を温服す。日に三服す。

 

第三百十二章

少陰病、得之二三日、麻黄附子甘草湯微発汗、以二三日、無裏証、故微発汗也、

【訓読】
少陰病、之を得て二三日(にさんじつ)、麻黄附子甘草湯にて微しく汗を発す、二三日、裏証無きを以っての故に、微しく汗を発するなり。

麻黄附子甘草湯方
麻黄二両 甘草二両 附子一枚
右三味、以水七升、先煮麻黄一両沸、去上沫、内諸薬、煮取三升、去滓、温服一升、日三服、

【訓読】
麻黄附子甘草湯の方
麻黄二両 甘草二両 附子一枚
右三味、水七升を以て、先づ麻黄を煮て一両沸し、上沫を去り、諸薬を内れ、煮て三升を取り、滓を去り、一升を温服す。日に三服す。

 

●第三節…第三百十三章

第三百十三章

少陰病、得之二三日以上、心中煩、不得臥、黄連阿膠湯主之、

【訓読】
少陰病、之を得て二三日以上、心中煩して臥すことを得ざるは、黄連阿膠湯之を主る。

黄連阿膠湯方
黄連四両 黄芩二両 芍薬二両 鶏子黄二枚 阿膠三両
右五味、以水六升、先煮三物、取二升、去滓、内膠烊尽、小冷、内鶏子黄、撹令相得、温服七合、日三服。

【訓読】
  黄連阿膠湯の方
黄連四両 黄芩二両 芍薬二両 鶏子黄二枚 阿膠三両
右五味、水六升を以て、先づ三物を煮て、二升を取り、滓を去り、膠を内れ、烊尽(ようじん)し、小しく冷め、鶏子黄を内れ、撹(かきみだして)相得せしめ、七合を温服す。日に三服す。

 

●第四節…第三百十四章、第三百十五章

第三百十四章

少陰病、得之一二日、口中和、其背悪寒者、当灸之、附子湯主之、

【訓読】
少陰病、之を得て一二日、口中和し、其の背悪寒する者は、当に之を灸すべし。附子湯之を主る。

附子湯方
附子二枚 茯苓三両 人参二両 白朮四両 芍薬三両
右五味、以水八升、煮取三升、去滓、温服一升、日三服、

【訓読】
   附子湯の方
附子二枚 茯苓三両 人参二両 白朮四両 芍薬三両
右五味、水八升を以て、煮て三升を取り、滓を去り、一升を温服す。日に三服す。

 

第三百十五章

少陰病、身体痛、手足寒、骨節痛、脈沈者、附子湯主之、

【訓読】
少陰病、身体痛み、手足寒え、骨節痛み、脈沈なる者は、附子湯之を主る。

●第五節…第三百十六章、第三百十七章

第三百十六章

少陰病、下利、便膿血者、桃花湯主之、

【訓読】
少陰病、下利し、膿血を便する者は、桃花湯之を主る。

桃花湯方
赤石脂一斤 乾薑一両 粳米一升
右三味、以水七升、煮米令熟、去滓、温服七合、内赤石脂末方寸匕、日三服、若一服愈、余勿服、

【訓読】
   桃花湯方
赤石脂一斤 乾薑一両 粳米一升
右三味、水七升を以て、米を煮て熟せしめ、滓を去り、七合を温め、赤石脂末方寸匕を内れ、日に三服す。若し一服にて愈ゆれば、余は服する勿れ。

 

第三百十七章

(307)

少陰病、二三日、至四五日、腹痛、小便不利、下利不止、便膿血者、桃花湯主之、

【訓読】
少陰病、二三日より、四五日に至り、腹痛し、小便不利、下利止まず、膿血を便する者は、桃花湯之を主る。

以下の第三百十八章は、後人の追論、誤って本文中に混入せるならむ。…『傷寒論講義』

第三百十八章

少陰病、下利、便膿血者、可刺、

●第六節…第三百十九章、第三百二十章

第三百十九章

少陰病、吐利、手足厥冷、煩躁、欲死者、呉茱萸湯主之、

【訓読】
少陰病、吐利し、手足厥冷し、煩躁し、死せんと欲する者は、呉茱萸湯之を主る。

呉茱萸湯方
呉茱萸一升 人参二両 生姜六両 大棗十二枚
右四味、以水七升、煮取二升、去滓、温服七合、日三服、

【訓読】
   呉茱萸湯の方
呉茱萸一升 人参二両 生姜六両 大棗十二枚
右四味、水七升を以て、煮て二升を取り、滓を去り、七合を温服す。日に三服す。

 

第三百二十章

少陰病、下利、咽痛、胸満、心煩者、猪膚湯主之、

【訓読】
少陰病、下利し、咽痛し、胸満し、心煩する者は、猪膚湯之を主る。

猪膚湯方
猪膚一斤
右一味、以水一斗、煮取五升、去滓、加白蜜一升、白粉五合、熬香、和相得。温分六服、

【訓読】
   猪膚湯の方
猪膚一斤
右一味、水一斗を以て、煮て五升を取り、滓を去り、白蜜一升、白粉五合を加へ、熬香(ごうこう)し、和して相得せしめ。温め分ちて六服す。

 

●第七節…第三百二十一章、第三百二十二章、第三百二十三章

第三百二十一章

少陰病、二三日、咽痛者、可与甘草湯、不差者、与桔梗湯、

【訓読】
少陰病、二三日、咽痛する者は、甘草湯を与ふべし。差えざる者は、桔梗湯を与ふ。

甘草湯方
甘草二両
右一味、以水三升、煮取一升半、去滓、温服七合、日二服、
桔梗湯方
桔梗一両 甘草二両
右二味、以水三升、煮取一升、去滓、分温再服、

  

【訓読】
甘草湯の方
甘草二両
右一味、水三升を以て、煮て一升半を取り、滓を去り。七合を温服す。日に二服。
桔梗湯の方
桔梗一両 甘草二両
右二味、水三升を以て、煮て一升を取り、滓を去り。分ち温め再服す。

 

第三百二十二章

少陰病、咽中傷、生瘡、不能語言、声不出者、苦酒湯主之、

【訓読】
少陰病、咽中傷れて、瘡を生じ、語言すること能はず、声出でざる者は、苦酒湯之を主る。

苦酒湯方
半夏十四枚 鶏子一枚
右二味、内半夏、著苦酒中、以鶏子殻置刀鐶中、安火上、令三沸、去滓、少少含嚥之、不差、更作三剤、

【訓読】
  苦酒湯の方
半夏十四枚 鶏子一枚
右二味、半夏を内れて、苦酒中に著け、鶏子殻を以て、刀鐶中に置き、火上に安じ、三沸せしめ、滓を去り、少少之を含み嚥(の)む。差えざれば、更に三剤を作る。

※「苦酒」は、酢なり。「刀鐶」は宋版に「刀環」に作る。刀は古銭の名なり。古銭に環有り。其の環に鶏子殻を置く。是、本方の煮法なり…『傷寒論講義』

 

第三百二十三章

少陰病、咽中痛、半夏散及湯主之、

【訓読】
少陰病、咽中痛むは、半夏散及湯之を主る。

半夏散及湯方
半夏 桂枝 甘草
右三味、等分、各別搗篩已、合治之、白飲和服方寸匕、日三服、若不能散服者、以水一升、煎七沸、内散両方寸匕、更煎三沸、下火、令小冷、少少嚥之、半夏有毒、不当散服、

【訓読】
  半夏散及湯の方
半夏 桂枝 甘草以上各等分
已上三味、各別に搗き篩ひ已はり、合して之を治む。白飲に和し、方寸匕を服す。日に三服す。若し散服する能はざる者は、水一升を以て、煎ずること七沸、散両方寸匕を内れ、更に煎三沸、下火、令小冷、少少嚥之。半夏有毒、不当散服。

 

●第八節…第三百二十四章、第三百二十五章、第三百二十六章、第三百二十七章

第三百二十四章

少陰病、下利、白通湯主之、

【訓読】
少陰病、下利するは、白通湯之を主る。

白通湯方
葱白四茎 乾薑一両 附子一枚
右三味、以水三升、煮取一升、去滓、分温再服、

【訓読】
  白通湯の方
葱白四茎 乾薑一両 附子一枚
右三味、水三升を以て、煮て一升を取り、滓を去り。分ち温め再服す。

 

第三百二十五章

少陰病、下利、脈微者、与白通湯、利不止、厥逆無脈、乾嘔、煩者、白通加猪胆汁湯主之、服湯、脈暴出者死、微続者生、

【訓読】
少陰病、下利し、脈微なる者は、白通湯を与ふ。利止まず、厥逆して脈無く、乾嘔し、煩する者は、白通加猪胆汁湯之を主る。湯を服して、脈暴かに出づる者は死す。微(わづか)に続く者は生く

白通加猪胆汁湯方
葱白四茎 乾薑一両 附子一枚 人尿五合 猪胆汁一合
右五味、以水三升、煮取一升、去滓、内胆汁、人尿、和令相得、分温再服、〔若無胆、亦可用〕、

白通加猪胆汁湯方
葱白四茎 乾薑一両 附子一枚 人尿五合 猪胆汁一合
右五味、以水三升、煮取一升、去滓、内胆汁、人尿、和令相得、分温再服、

【訓読】
  白通加猪胆汁湯の方
葱白四茎 乾薑一両 附子一枚 人尿五合 猪胆汁一合
右五味、水三升を以て、煮て一升を取り、滓を去り、胆汁、人尿を内れ、和して相得せしむ。分ち温め再服す。

 

第三百二十六章

少陰病、二三日不已、至四五日、腹痛、小便不利、四肢沈重疼痛、自下利者、此為有水気、其人或咳、或小便利、或下利、或嘔者、真武湯主之、

【訓読】
少陰病、二三日にして已えず、四五日に至って腹痛し、小便不利、四肢沈重、疼痛し、自下利する者は、此れ水気有りと為す。其の人或は欬し、或は小便利し、或は下利し、或は嘔する者は、真武湯主之。

真武湯方
茯苓三両 芍薬三両 白朮二両 生姜三両 附子一枚
右五味、以水八升、煮取三升、去滓。温服七合、日三服、〔後加減法、若欬者、加五味子半升、細辛、乾薑各一両、若小便利者、去茯苓、若下利者、去芍薬、加乾薑二両、若嘔者、去附子、加生姜、足前為半斤〕、

真武湯方
茯苓三両 芍薬三両 白朮二両 生姜三両 附子一枚
右五味、以水八升、煮取三升、去滓、温服七合、日三服、

【訓読】
  真武湯の方
茯苓三両 芍薬三両 白朮二両 生姜三両 附子一枚
右五味、水八升を以て、煮て三升を取り、滓を去り、七合を温服す。日に三服す。

 

第三百二十七章

少陰病、下利清穀、裏寒外熱、手足厥逆、脈微欲絶、身反不悪寒、其人面赤色、或腹痛、或乾嘔、或咽痛、或利止脈不出者、通脈四逆湯主之、

【訓読】
少陰病、下利、清穀、裏寒、外熱、手足厥逆し、脈微にして絶せんと欲し、身反って悪寒せず。其の人面赤色に、或腹痛し、或は乾嘔し、或は咽痛し、或は利止みて、脈出でざる者は、通脈四逆湯之を主る。

通脈四逆湯方
甘草二両 附子大者一枚 乾薑三両
右三味、以水三升、煮取一升二合、去滓、分温再服、其脈即出者愈、〔後加減法、面色赤者、加葱九茎、腹中痛者、去葱、加芍薬二両、嘔者、加生姜二両、咽痛者、去芍薬、加桔梗一両、利止、脈不出者、去桔梗、加人参二両〕、

通脈四逆湯方
甘草二両 附子大者一枚 乾薑三両
右三味、以水三升、煮取一升二合、去滓、分温再服、其脈即出者愈、

【訓読】
通脈四逆湯の方
甘草二両 附子大者一枚 乾薑三両
右三味、水三升を以て、煮て一升二合を取り、滓を去り、分ち温め再服す。其の脈即ち出づる者は愈ゆ。

●第九節…第三百二十八章、第三百二十九章

第三百二十八章

少陰病、四逆、其人或欬、或悸、或小便不利、或腹中痛、或泄利下重者、四逆散主之、

【訓読】
少陰病、四逆、其の人或は欬し、或は悸し、或は小便不利、或は腹中痛み、或は泄利、下重する者は、四逆散之を主る。

四逆散方
甘草 枳実 柴胡 芍薬
右四味、各十分、搗篩、白飲和、服方寸匕、日三服、後加減法、欬者、加五味子、乾薑各五分、并主下利、悸者、加桂枝五分、小便不利者、加茯苓五分、腹中痛者、加附子一枚、泄利下重者、先以水五升、煮薤白三升、煮取三升、去滓、以散三方寸匕、内湯中、煮取一升半、分温再服、

四逆散方
甘草 枳実 柴胡 芍薬
右四味、各十分、搗篩、白飲和、服方寸匕、日三服、

【訓読】
  四逆散の方
甘草 枳実 柴胡 芍薬
右四味、各十分、搗き篩ひ。白飲に和して、方寸匕を服す。日に三服。

 

第三百二十九章

少陰病、下利六七日、欬而嘔渇、心煩不得眠者、猪苓湯主之、

【訓読】
少陰病、下利すること六七日、欬して嘔し、渇し、心煩して眠ることを得ざる者は、猪苓湯之を主る。

 

●第十節…第三百三十章、第三百三十一章、第三百三十二章

第三百三十章

少陰病、得之二三日、口燥咽乾者、急下之、宜大承気湯、

【訓読】
少陰病、之を得て二三日、口燥き咽乾く者は、急に之を下す。大承気湯に宜し。

 

第三百三十一章

少陰病、自利清水、色純青、心下必痛、口乾燥者、急下之、宜大承気湯、

【訓読】
少陰病、自利清水、色(しょく)純青(じゅんせい)、心下必ず痛み、口乾燥する者、急に之を下す。大承気湯に宜し。

第三百三十二章

少陰病、六七日、腹脹、不大便者、急下之、宜大承気湯、

【訓読】
少陰病、六七日、腹脹し、大便せざる者は、急之を下す。大承気湯に宜し。

●第十一節…第三百三十三章、第三百三十四章

第三百三十三章

少陰病、脈沈者、急温之、宜四逆湯、

【訓読】
少陰病、脈沈なる者は、急之を温む。四逆湯に宜し。

第三百三十四章

少陰病、飲食入口則吐、心中温温欲吐、復不能吐、始得之、手足寒、脈弦遅者、此胸中実、不可下也、当吐之、若膈上有寒飲、乾嘔者、不可吐也、急温之、宜四逆湯、

【訓読】
少陰病、飲食口に入れば則吐し、心中温温として吐せんと欲し、復た吐すること能はず、始め之を得て、手足寒え、脈弦遅の者は、此れ胸中実す。下すべからざるなり。当に之を吐すべし。若し膈上に寒飲有りて、乾嘔する者は、吐す可からず、急之を温む。四逆湯に宜し。

以下の第三百三十五章は、後人の補入に疑い有り。…『傷寒論講義』

第三百三十五章

少陰病、下利、脈微渋、嘔而汗出、必数更衣、反少者、当温其上、灸之、

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